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若者の就活や自立を考える情報発信元  工業振興課

最終更新日時 2015年8月19日(水曜日) 13時11分  ID 2-1-3-1002印刷用ページ

ニートでいることが問題ではなく、い続けることが問題

学校を卒業したけれど、なかなか就職できない…一度仕事を辞めてしまったら再就職が難しい…仕事を続けることが大変…そもそも働く意欲がない…そんな方やそのご家族に伝えたいことをテーマに書いていきます。今回は「相談」についてです。
現在、学校にも通っていない、仕事にも就いていない若者、いわゆる「ニート」は全国で60万人いると言われています。そうした人と接点のない人たちは「そんなにいるんだね」とか、「ご両親も心配だね」とどこか他人事と感じるのでしょうが、これは国民全体の問題です。なぜなら、今日「ニート」状態が長期化している人が増え、本人とその保護者が高年齢化しているからです。保護者も定年を迎え、収入が減少し、生活保護が必要になったり、家族全員が国民健康保険の被保険者になるなど住民の税負担が増えているのです。若者の就労問題は国民全員が取り組むべき大きな課題なのです。


仕事がうまく決まらない、または働く意欲がない状態の本人や家族もとても悩んでいるのですが、なかなかうまくいきません。多くの場合、「現実を良く理解せず、頭の中でこうなればいいなぁ」と妄想しているからです。例えば、「ちょっと資格を取って事務の仕事に就ければいいと思って」と言う方がいますが、平成25年2月の事務の新規求人倍率は0.54倍(長野県全体)です。未経験の方が資格を取ったからといって簡単に就職が決まる状況ではありません。また、「うちの子もいつかはやる気になると信じています」という保護者の方もいますが、残念ながら「やる気は内から自然とは出にくい」ものです。外からの刺激があって出てきたり、嫌なことでもやっているうちにだんだん当たり前にできるようになるものです。

働けずに社会と隔離されていると、職業能力だけでなく、「人とかかわる」、「規則正しい生活をする」といった社会能力も低下します。まずは社会能力を取り戻していかないと就職には程遠いという方もたくさんいます。

現実を知り、自分の問題を解決する取り組みを始めるためには専門家への相談が必要になりますが、実は「相談」することはとても大変で、相談者は次のような作業が必要です。

・困っていることに気づく
・出来事を言葉で話す
・出来事を記憶している
・気持ちを言葉で話す
・現実と空想が区別できる
・原因があって結果があることがわかる

相談に行ったけれど、うまくいかなかった…という方はこのような作業がうまくできていなかった可能性があります。何を相談すればいいのかわからずに行っても十分な結果が出ないことも多いのです。


そこで、ぜひご利用頂きたいのが、国、県、市と私たちが連携して行なう「若年者地域連携事業」のネット相談、夜間休日相談です。メールまたは実際にお会いして「何に困っているのか」を行政から委託を受けた専門のカウンセラーが一緒に考えます。どんな取り組みをすれば今の状況から抜け出せるのか見通しが立てば、専門の支援機関もご紹介しますので、次はそちらで本格的な相談をしながら支援を受けることができます。また、家族からの相談も歓迎します。
今「ニート」であることが問題ではなく、これからも「ニート」を続けてしまうことが大きな問題になります。「相談」をうまく使って、状況を変えるための支援を一日も早く受けられるようにしましょう。

        − 白石真樹 −









〜〜〜 筆者プロフィール 〜〜〜
白石真樹 氏
若年者地域連携事業推進センター所属
CDAキャリアカウンセラー、産業カウンセラー、ジョブカフェ信州地域キャリアコンサルタントとして県内各地で幅広く活躍。
学校や就労支援機関での就職支援、企業での職場定着アドバイスを行なう。
相談申し込み先(1) 若年者地域連携事業推進センター 0263−27−5010
相談申し込み先(2) テクノプラザおかや 0266−21−7000

ご案内

対象 若年者(若者)・・・夜間相談では44歳までを指しています

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